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謎が多い? 外人上司の仕事の進め方 優先順位編 (その7)

こんにちは。

外国人上司の仕事の仕方、進め方について話を進めてゆきますね。

前回少しだけ予告させていただいた、会社内でも皆がびっくりするようなお金の使い方についてのエピソードについてお話します。 

アメリカ本社で年に2回ほど行われる、各ビジネス事業本部のリーダーシップ会議が行われた時のこと。

リーダーシップ会議というからにはそのビジネスの数日間の会議の中でも中心となるパートでグローバルダイレクター達全世界のトップ約10名ほどが世界各地から集まり、出席します。

その主催者でもありビジネス事業本部を代表するVPであるMr A氏。 普段は日本にいる駐在員ですがこの会議に備えて早めに現地入り。 
私もMr. A含む 日本からの参加者のフライトインフォ詳細を本社の秘書に連絡したり緊張感が漂います。
アジア、ヨーロッパ、南米などから次々にリーダーシップ会議参加者が集まります。。。。

さてそのような中、とある事件が起こります。 実は、本社のあるアメリカの街は、日本からの直行便がありません。 世界中どこからきても、必ず一度はUS内どこかで乗り継ぎをしなくてはならないのです。そこでロストラゲージ(預けた荷物が紛失して目的地に届かない)がかなりの確率で発生します(ビジネスクラスでも!) 

今回のリーダーシップチームにもヨーロッパからの被害者が発生。 しかもどうやら荷物はグローバルネットワークを駆使して(!)ヨーロッパも経由してアフリカ方面まで行ってしまい、地元の空港にスーツケースが戻るのは数日後とのことでした。 呆然とするダイレクター氏。 (気の毒。。。)PCやmeetingに必要な書類は手元にあったものの、限られた着替えしかなく、数日をどうやって過ごそうか。。。。。 と思って初日の会議室へゆくといきなりそこの責任者であり、上司であるA氏がいました。

A氏はダイレクター氏に向かってほかの参加者の前で、「経費はapproveするからなんでもお金で済むものは購入しなさい」 とだけ伝えたとのこと。全ての費用はもつから大丈夫、というコメントが会議のオープニング・リマークスみたいになってしまったようですが。  何と粋な計らい。。。

上司本人が言わないと誰も言えなかったひとこと。
「 費用の事は心配するな、この重要な会議にだけ集中しなさい。 」
おかげで会議は大成功だったしこの後の業績も良くなっていったと聞いています。 


権限のある方の発言で参加者の緊張も心配も緩み、優先順位に沿って物事が行われた(この主要メンバーが世界中から集まった数日間は何をさておいても会議に集中する。たとえ費用が掛かっても時間には代えられない)
のは素晴らしいことだったと後からこのエピソードをお聞きした時に感じました。 

なぜこれが驚くようなエピソードだったかというと、費用の事は心配するな、という発言をする上司がUS以外の法人では
あまりいなかったという点で、参加者もこの話を聞いた秘書も、新鮮な驚きを感じたからだったのでした。 


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プロフィール

FC2mipo

Author:FC2mipo
こんにちは、MIHOKOと申します。 

1990年代半ばから約20年間、外資系企業などで外国人・日本人両方の役員秘書として、多国籍でエリートの方々と接するうちに、彼らが1日24時間あっても足りないようなスケジュールの激務をこなすのは強い信念があるからに違いない、と思うようになりました。 

そしてさらに、信念だけではない「なにか」を持っていることに気づきます。体力、気力、インテリジェンスのほかに大切な「なにか」。。。

そんなシークレットを地道に追求しつつ、何とか自分なりに言葉にしてみました。皆様の日々の生活がさらに充実するために何らかの形で参考にしていただけたらこんな幸せはありません。

詳しいプロフィールは以下の通りです。

フリーランスのパーソナル秘書、コラムニスト、ライターとして活動中。

★職歴・資格
大学卒業後、自動車メーカー研究所・米国メーカー勤務の後、英国へ語学留学。

その後北欧に駐在しフィンランド・スウェーデン間の定期航路客船に日本人アテンダントとして乗務。 
日本に帰国ご外資系・日系企業の役員秘書業務に2014年10月まで通算約20年携わる。

秘書として担当した上司は、日本人では一部上場企業の代表取締役、外国人(国籍:英・米・ベルギー・カナダ・オーストラリア・ブラジルなど)は海外本社のエグゼクティブVP以上の役職のトップマネジメント。
スケジューリング、駐在員家族の対応、ぺットの動物検疫から100名規模のオフサイト会議設営、プライベートジェットの手配まで幅広い経験を積む。

その他の業務としては一年間、商社の翻訳担当としてニュース記事のヨーロッパ諸国向け翻訳(日⇔英)を担当。

通訳(随時)としてはメディア関連・海外アーティストとのスカイプ会議の通訳などを手掛ける。

他には、英語インタビュー画像の日本語化(テープ起こし)、手紙の作成などを得意とする。

2016年3月から 著名媒体にエグゼクティブ層向けに執筆したコラム記事が掲載開始 

取得資格:
CBS(国際秘書) アソシエイト(準CBS)
ケンブリッジ英検 ファースト

その他の活動:
エストニア e-resident (電子居住者)
 2015年6月在日本 エストニア大使館にて取得

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